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今回、ご紹介するお子さんNちゃんは、MRC治療をはじめて4ヶ月の女の子です。

6歳です。Nちゃんはお姉ちゃんが先にMRC治療をはじめています。

Nちゃんは、お姉ちゃんのアクティビティによく一緒に来ていて、よく後ろで一緒にアクティビティをしていました。

まず、一番最初のアクティビティはリップトレーナーを使った、唇のトレーニングです。



リップトレーナーをお口の中に入れて、ストラップを引っ張ります。
引っ張られても、お口からリップトレーナーが出てこないように、しっかりお口を閉じて、口輪筋を鍛えるためのトレーニングです。

検査をしたときの動画や、アクティビティの様子を見ていると、Nちゃんは、お口を閉じないといけないという意思はあると思いますが、無意識だと空いてしまうようです。

アクティビティ中もパッと見ると、あいていることがあります。

無意識の状態で、お口が空いてしまう原因はいくつかありますが、今回はまず、お口の周りの筋肉を鍛えるところからスタートします。

お口を閉じるための筋肉がないので、意識していないとお口が空いてきてしまうのではないかと考えました。

前回は1ヶ月、リップトレーナーを頑張ってきてくれたので今回は新しいアクティビティをスタートしました。
私たちエデュケーターが”1ヶ月頑張ってきたかどうか”をどこで判断しているかというとこちらの”きろく表”です。

今日はMRC七つ道具の1つを紹介します。



毎回、アクティビティの時に持ってきていただいています。
シールがどれくらい貼ってあるかで、どのくらいできたかを見ています。

マイオブレイスは30分を2回で1時間、アクティビティは、それぞれ決められた回数をクリアしたら、シールを貼っています。

シールはこちらでご用意していますが、お家にある可愛いシールを貼ってきてくれたり、絵を描いていたり、個性溢れるファイルがたくさんあって、見るのがとても楽しみです。

他に、マイオブレイスや装置の使い方、毎回のアクティビティの資料など、お渡しした資料をこのファイルに閉じてもらっています。

最初はペラペラだったファイルが段々と分厚くなっていくのを見るとこれだけ頑張ってきたんだなと嬉しく思います。まさに努力の結晶です。

このファイルは、やまむら歯科でMRC治療を受けているお子さん全員にプレゼントしています。



Nちゃんは、今回も唇のアクティビティです。

とっても簡単なものですが、唇の筋肉を鍛えるためのトレーニングです。

唇を巻き込み、弾いて、パンっという音を出します。


音が出るのが楽しくて、皆さん楽しそうに練習してくれています。
弟くんも後ろで一緒にやってくれました。

アクティビティはこのように鏡を見て行います。

筋肉は、とても賢いので練習した動きを記憶してくれますが、間違った方法で練習しても、間違った動きを記憶してしまうので、

「お家でも、鏡を見て自分で合っているか確認するんだよ!」

と伝えています。

スポーツも一緒ですね。正しいフォームで練習することがとても大切です。

もちろん、お子さんだけで正しい動きなのか判断することは難しい場合もあります。

そこで、ご両親にもご協力いただき、お家でも見守って頂きたいと思います。だからこそ、治療の成功を左右するのは、お子さんのやる気とご家族のご協力なのです。

もちろん、私たちエデュケーターも、ご家族で楽しくアクティビティができるようにサポートさせていただいています。

そして、この姉妹を見て驚いたことは、歯並びや、歯が生えてくる場所がそっくりだったことです。そっくりというより、ほとんど同じでした。

歯並びの遺伝の関与は2〜5%と言われています。

ただ、お子さんはご家族の話し方や癖を見て真似します。一緒にいる時間が長い姉妹なら尚更、真似してしまうのかなと思いました。それを、はじめて目の当たりにした瞬間でした。


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