矯正歯科
やまむら歯科だから出来る矯正歯科
やまむら歯科には、毎月20名近くの「噛み合わせ治療」の患者様が来院されています。
その中には過去に矯正治療を他院で受けた方が必ずいます。
矯正治療をされる方の悩みは「審美面」が殆どです。
しかし、「審美面」を重視するあまり、機能面(噛み合わせ)を疎かにしてしまうケースがあるのです。
ここが矯正治療の一番難しいところです。
矯正治療はゴルフに似ています

「噛めること」が一番大事ではないでしょうか?
矯正治療は、ある面ではゴルフに似ています。 ゴルフはカップインを目指してゴルフボールを打つスポーツですが、矯正治療はゴルフで例えると、グリーン近くまでしかボールを運ぶ事が出来ない事があるのです。 最後にカップにボールを落とす作業は、 矯正治療だけでは限界があるケースも存在するのです。 しかし、このカップにボールを落とす作業が、 「噛む」 という機能面では一番大切なのです。
そして、この最後のアプローチは、噛み合わせ専門医しか解決できない問題なのです。
「矯正治療」と「噛み合わせ治療」は、イコールではありません。
見た目が綺麗になったからと言って、噛み合わせが良くなるわけではありません。
審美を目的とした矯正治療によって、お口本来の機能が損なわれる事もあるのです。
他の矯正歯科と比べて、やまむら歯科の矯正治療の主な違いは2つだけ

「噛み合わせ専門医」と「矯正専門医」で診療の方針を決めていきます
やまむら歯科では、矯正専門医と噛み合わせ専門医で連携して矯正治療を行っています。
その為、見た目だけでなく、機能面でも納得できる矯正治療の実現が可能になりました。
やまむら歯科の矯正治療の主な特徴は、2つしかありません。
1つ目は、上記の通り、 「見た目」 だけでなく、機能面(噛み合わせ)も考慮した矯正治療を行っている事です。
噛み合わせの専門医は、愛知県内でも数える程度しか存在していません。
2つ目は、矯正担当の歯科衛生士から、むし歯になりやすい矯正治療期間中に適した歯のブラッシングのレクチャーやアドバイスを受ける事が出来るなど、歯科衛生士のサポートによる万全の体制であなたの矯正治療を進めていく事です。

矯正担当の歯科衛生士によるレクチャー
また、矯正治療中に残念ながらむし歯が出来てしまった場合でも、当院でむし歯治療をすることが出来ます。
この2つは、総合歯科ならではの治療環境と言えます。
時間のかかる矯正治療だからこそ、審美面だけでなく、歯本来の機能面にもこだわった 「やまむら歯科の矯正治療」 をおススメします。
矯正治療と言っても、全ての歯科医院が同じ手法で治療を行っているわけではありません。 やまむら歯科では、総合歯科として、様々な「目」を持って矯正治療を進めていきます。
「やまむら歯科」の矯正治療の流れ

1.初診相談(矯正治療の説明、見通しをお話します)

患者様の症状や悩みなどをお伺いし、矯正治療の説明、見通しをお話します。
このとき、矯正専門のトリートメント・コーディネーターが治療内容の説明や費用についてお話します。
矯正治療をすすめるにあたって、私達が大切にしていることは・・・
- 患者様の気持ちを理解すること
- 患者様の不安を全てお伺いすること
- 治療や料金に関してわかりやすく説明すること
- 矯正治療を強要しないことです。
矯正治療を考えてみえる方はいろいろなことを悩まれていると思います。
痛いのでは…歯を抜きたくない…期間は…費用は…
などそういった不安をのこしたまま治療を開始することはしたくないのです。
しっかりお時間をおとりして、納得していただいた上で治療をすすめていかれるかどうかを決めて頂きたいと思っています。
2.資料取り(お口の情報を収集します)
今の歯並びがどういう状態でどういう矯正治療になるか、患者様お一人お一人に合った治療計画をたてるために必要な、レントゲン、歯型、口の中の写真をおとりします。
CT撮影も行いますので、より精密に、今のお口の状態を確認させて頂くことが可能です。
3.矯正認定医と噛み合わせ専門医による分析
当院では矯正治療を矯正認定医と噛み合わせ専門医の院長でおこなっております。
採取した情報より、噛み合わせ専門医、矯正認定医による分析を行ない、患者様お一人お一人にあった治療計画をたてます。

「院長が噛み合わせ専門医であること」
これも総合歯科ならではの、患者様が「やまむら歯科の矯正治療」を選択される重要なポイントです。
4.分析結果のお話
分析結果のお話をします。患者様のご意見なども治療方針に影響しますので、疑問点やご希望などは、遠慮なくお申し出ください。
5.確認
治療計画などを聞かれた上で、矯正治療を開始されるか確認いたします。
6.治療開始(適切な治療を開始します)
早期治療(乳歯が残っている患者さん)
永久歯に生え替わる前に、顎を広げたり、顎の成長発育を利用して、顎の歪みを修整する必要性があります。
顎を広げることで、歯を抜かずに治療できる可能性は高くなります。
また、これから生えてくる永久歯の場所を確保することで、歯を正しい位置に移動することができます。
治療期間は半年~3年ほどになります。
マルチブラケット治療(永久歯が生え替わっている患者さん)
マルチブラケット装置を付け、本格的な治療を開始します。
月に一回のペースで調整していきます。
治療期間は1年から3年くらいになり、個人差があります。
最近ではより見た目がわかりにくい装置もできています。
7.保定・観察(歯の移動終了後の処置です)

動かしたり歯が後戻り(元の位置に戻ろうとする性質)しないように安定する期間です。
リテーナーという装置を使います。
歯を支える骨がしっかりするまで歯を固定させることがとても重要となります。
通院頻度はへりますが、数年の期間を必要とすることもあります。
矯正歯科について
なぜ歯並びが悪いといけないの?
歯並びが良くないのは、「病気」ではありません。 しかし、きれいな歯並びと比べると、色々な障害で起こりやすいです。 例えば・・・

- 審美的障害…見かけが悪い(コンプレックス)
- 咀嚼機能障害…食べ物をうまく噛めない
- 発音障害…言葉がはっきりしない
- むし歯、歯槽膿漏…歯を磨きにくいため、虫歯、歯槽膿漏、口臭の原因にもなる
- 心理的発達障害…上記障害による心理的苦痛がある
悪い歯並びの原因は?
遺伝
不正咬合の原因は患者さんそれぞれに千差万別ですが、ひとつには遺伝的な影響があります。
歯の大きさと顎の大きさのバランス、また出っ歯、受け口など親がそうであれば、子供もそうなりがちな傾向にあります。
食べ方
やわらかい物ばかり食べていると、顎が十分に発音しないため、顎と歯の大きさのバランスが悪くなり、その結果小さい顎に大きな歯が並びきれずに凹凸の歯並びになります。
癖
幼児期に指しゃぶりを長く続けていると、出っ歯や開咬の原因になることがあります。
また、口呼吸などはいつも口を開けているので、歯を唇で押さえる力が弱くなって、口の周りの筋力のバランスが崩れ、受け口や出っ歯の原因になります。
むし歯
乳歯の時の虫歯を放置していたり、抜歯をしてすき間ができていたりすると、永久歯が正しい位置に生えてこれず、歯並びや噛み合わせに影響します。
人間の進化

最近、日本人も足がスラーと長くなって顔も子顔でかっこよくなってきています。
小顔は見た目にはいいですが、顎が小さいため歯が並びきれず、凹凸になってしまいます。
悪い歯並びとは?
叢生(八重歯、でこぼこ、乱杭歯)
歯が重なり合って生えている状態を叢生(そうせい)といいます。
八重歯や凹凸の歯並びのことです。
原因としては歯が非常に大きいか、顎が小さいことが考えられます。
この場合、歯磨きが非常にしづらい為、虫歯や歯槽膿漏になりやすいです。
出っ歯(上顎前突)
上の歯が前に出ている噛み合わせのことです。
前歯が飛び出ていて口が閉じにくかったり、笑うと上の歯ぐきが出てしまう事が多いようです。
上の歯が出ていると、噛み合わせも深くなり、下の前歯が見えなくなって顎の具合が悪くなる場合もあります。
前歯が出ているため、歯ぐきが乾いて歯周病にもなりかねません。
上顎が大きいか、下顎が小さいことは、呼吸器系の病気の原因にもなります。
子供の頃から、早めの治療をお勧めします。
受け口(下顎前突)
下の歯が上の歯より前に出ている噛み合わせのことで、下顎前突(かがくぜんとつ)といいます。
受け口は下顎が大きすぎるか、上顎が小さいことが原因でまた、内分泌系の病気が関係している事があります。
軽度の場合は一般の矯正治療で改善されますが、症状の強い場合は手術を併用する場合もあります。
開咬

奥歯を咬んでも前歯で咬んでおらずうまく咬めない、また口が閉じにくい状態を開咬(かいこう)といいます。
麺類などは前歯で咬みきれません。
指しゃぶりなどの癖、舌癖(食べ物を飲み込む時に前歯の間から出る)、呼吸器系の病気が原因です。
矯正治療の6つのメリット
1.キレイになれます!
歯並びを治すことでコンプレックスを解消し、暗い表情から明るい表情へとイメージアップすることができます。
2.歯ブラシの習慣がつきます!
装置がついている間は歯磨きがとても難いです。
そんな中でも頑張って磨こうとする為、歯磨きも上手になります。
3.虫歯や歯周病に対して抵抗力のある歯になります!
歯磨きの上達により磨き残しが減ります。
それによってお口の中を、虫歯や歯周病になりにくい環境にすることができます。
また、かみ合わせが悪いと歯に過度の力がかかり、歯が押し出されることがありますが、矯正治療後は、バランスよく咬む力が分散され、抵抗力ができます。
4.横顔がすっきり整います!
顎の正しい成長を助け、バランスの良い顔を作ります。
また、顎関節や口の周りの筋肉などを良い状態に保ちます。
また、明瞭な発音もできるようになります。
5.大きな口で笑える、また、笑う時に手で口を隠す必要はありません!
笑顔に自信がつき、表情も豊かになります。
6.矯正治療の一番のメリットは、一生自分の歯を使うという気持ちが強くなることです。
これからは、一生自分の歯で咬む時代です。
良いかみ合わせを作ることにより、咬む力が均等になり、歯が長持ちします。
インプラント矯正
インプラント矯正とは

インプラント矯正とは、矯正用に作られたマイクロインプラントといわれるチタン製の小さなネジを顎の骨に埋め込み、これを固定源として歯を引っ張って、移動させていく方法です。
顎の骨にマイクロインプラントを埋め込む簡単な外科手術が必要ですが、しっかりとした固定源ができるので、歯がスムーズに動きやすくなります。
そのため、従来の矯正装置だけを使った治療に比べて大幅に矯正期間を短縮できるケースもあります。
また、インプラント矯正は、顎の骨にしっかり埋入したマイクロインプラントを固定源とするため、移動させたい歯のみを動かすことが可能となりました。つまり、今まで動かせることができなかった方向に歯を移動させることができるようになったのです。
インプラント矯正の特徴
1.動かしたい歯のみを移動することできる

インプラント矯正による「出っ歯」の治療では、歯を抜いて前歯を後方に下げる場合、抜いたスペースを全て前歯を下げることに使えます。
従来の矯正装置のみを使った治療では、後方へ下げたい前歯と、固定源となる奥歯で引っ張り合いが起きるため、奥歯も前方へ移動してしまい、前歯が後ろに下がる「後退幅」が減少してしまいます。
しかし、インプラント矯正は、固定源がマイクロインプラントとなるため、奥歯の前方への移動を防ぐことができます。
2.今までの治療法では動かせなかった方向に、歯を動かすことができる
従来の矯正装置のみを使った治療は、歯と歯で引っ張り合うため、歯を動かせる方向や範囲に限界がありました。
インプラント矯正では、様々な位置にマイクロインプラントを埋入することができるため、より自由な方向に歯を移動することが可能になります。
デーモンシステム
デーモンシステムとは

術者が歯科矯正治療のあらゆる段階を通じて最適な弱い力が使えるように設計されています。
このことは完全なパッシブアプライアンスシステムでのみ可能となります。
デーモンシステムは完全にコントロールされた健康的な歯の移動を容易にします。
従来の矯正歯科装置のように直接ワイヤーを縛り付けないので摩擦が少なく、優しい力で歯の移動が可能となったからです。
結果、
痛みが少ない!
治療が早く進む!
歯を抜く確率がかなり減少できる!
といった事が実現可能となりました。
デーモンシステムの特徴
ブラケット(スムーズなシャッター開閉式)
- 結紮などに要する作業時間が短縮(リガーチャーの手間が省ける)され、効率的になります。
- ブラケットを結紮しないため、人間の持つ自然の力でブラケットが移動します。 その為従来のように歯槽骨内の血流が留まることなく骨ごと移動することができるのです。
- ワイヤー上のブラケット移動がスムーズでブラケット間隔が広がることなどにより、衛生的なブラッシングが可能になる事や、調整の為の通院間隔が広がります。
ワイヤー能力(理想的な形状記憶合金が完成)
ニッケルとチタンに銅等が加わり、理想的な形状記憶を有する最先端ワイヤーが完成。
この形状記憶作用に要する力だけで歯槽骨ごとの歯の移動が可能となります。
何故?
それは、このような弱い力で足りるため、歯槽骨内の血流が留まりません。
よって、人間本来が持つ機能を有効に利用することになるので、骨ごと歯が移動するのです。
ハイテクブラケットとの組み合わせにより、アーチ(歯並びが作る内側の広さ、形状)そのものが広がるため歯間隔が広がり抜歯の可能性が減ることになります。勿論、極めて弱い力で歯を伴うブラケットが移動するので痛みが緩和することも理解いただけると思います。
デーモンシステムの性能
シンプル

ブラケットはシャッター式開閉となっています。 精密なスライドリリースボタンに弱い力を掛けるだけ で開閉が出来るので、ドクターのワイヤー交換作業 が驚くほど短期間でできます。 その為、患者さんの治療時間が短縮されます。
スピード

ブレーキをかけながら車を走らせることを想像して みてください。
ワイヤーがゴム等結紮線で固定され ている状態に似ています。
この固定された状態を外すと弱い力でもすぐに 動き始めます。
これがパッシブセルフライゲーションです。
弱い力とブレーキのない少ない摩擦矯正治療が、 早さと確実なコントロールを実現します。
コントロール
ブラケットは唯一4つの固い壁を持つブラケットです。
ワイヤーを固定する従来の手法や押さえつけるスプリングがないので、それぞれの症状において歯を確実にコントロールできます。
トルク、ローテーション、インアウト、空隙閉鎖すべてがコントロール可能です。
審美性

新世代の透明な コンポジット レンジ と 高品質な ステンレス スティール の組み合わせによって、 患者様の審美的な要求に応えます。
もちろん臨床性能が最優先ですが、審美性も重要です。
性能も今までになく優れています。
快適性と口腔衛生

他の矯正装置と異なり、非常に滑らかで人間工学に 則っています。
食物を残さない形状と残渣が溜まる結紮(縛り付け) が無いことが組み合わさって、清潔で快適なブラケット と言えるでしょう。
裏側矯正
1.通常の矯正とは違って、周りの視線を気にせず矯正治療ができます。
矯正を希望される方の共通の悩みである周囲の視線。
「矯正をしたいんだけど、周りに矯正装置をつけているのを見られるのはイヤだ」
「接客業だから、お客さんの視線が気になりそう」
という方には裏側矯正がお勧めです。
2.矯正期間中、表側矯正より虫歯になりにくい。
矯正装置を装着すると、どうしても虫歯になりやすくなります。
それは表側矯正でも裏側矯正でも変わりません。
しかし、歯の裏側のエナメル質は表側の約3倍も厚いので、裏側矯正の方が虫歯になりにくいのです。
(虫歯になりにくいといっても、毎日の歯磨きをおろそかにすると、やはり虫歯になってしまいます。ただ、もし虫歯になってしまっても治療はできます。)
3.前歯が引っ込みやすい。
矯正治療の中には、歯を抜いてスペースを作った部分に前歯を移動させる方法があります。
この治療法は奥歯を固定軸にして出っ歯を引っ張って後方に移動させます。
ところが、この治療法を用いたときに表側矯正では奥歯の方が引っ張られてしまうケースもあります。
その点、裏側矯正では装置が固定軸となる奥歯を動きにくくするため、出っ歯をしっかりと後ろに移動させることができます。
なるべく出っ歯を引っ込めたいという人は、裏側矯正の方が効果的です。
4.矯正後の「後戻りのリスク」が軽減されます。
いわゆる出っ歯の方の多くは、普段舌で前歯を押している癖があります。
知らず知らずのうちに前歯が前方に移動してしまっているのです。
この癖が治らない限り、矯正が終了しても再び舌で前歯を押すことによって出っ歯に戻ってしまうのです。
裏側矯正には前歯の裏側に矯正装置がついているので、舌が前歯を押し出すのを防ぐ効果があります。
この効果によって舌の癖も改善され、装置を外したあとの「後戻りリスク」を減らすことができます。
料金表

矯正治療の費用
下記、料金のご案内は目安であり、
詳しくは診察時にお問い合わせください。
矯正歯科 | 料金 | |
---|---|---|
第一期 | 1.基本技術料・装置・材料費 2.処置・観察料 | ¥418,000 ¥3,300×回数 |
一期から二期への早割 | 1.基本技術料・装置・材料費 2.処置・観察料 | ¥814,000 ¥3,300×回数 |
第二期 | 1.基本技術料・装置・材料費 2.処置・観察料 3.保定期間の処置 | ¥836,000 ¥3,300×回数 ¥2,200×回数 |
MTM(部分矯正) | 1.基本技術料・装置・材料費 2.処置・観察料 | ¥110,000~330,000 ¥3,300×回数 |
価格は全て税込みの表示です。